ガスチャージ
ガスチャージとは、エアコンや冷蔵庫、冷凍庫などの冷暖装置に、冷媒ガスを補充する作業です。
冷媒ガスは、エアコンの内部を循環して、室内の空気を冷やしたり暖めたりする役割を果たしています。
ガスチャージが必要になるケースとしては、次のようなものがあります。
- ガス漏れが起きている場合
- 中古のエアコンを設置する際に配管の長さが変わって冷媒が足りなくなった場合
- 配管長が15m~20mを超える場合(機種による)
- 室内機と10m~15m(機種による)
専用の計りとチャージホースを使用し、室外機に冷媒ガスを補充します。
ガスチャージの手順
1.マニホールドとチャージングホース(黄)を繋ぎチャージングホース(黄)をガスボンベに接続します。
低圧側サービスポートにチャージングホース(青)を接続します。マニホールドのバルブは閉じておいて下さい。
2.ガスボンベとはかりを用意し、はかりにガスボンベをセットします。チャージングホース内をパージ(真空引き)します。
3.はかりの目盛りを「0」にしてボンベ、マニホールドのバルブを開け、ガスチャージを開始します。
4.はかりの目盛りとマニホールドのゲージ圧を見ながら規定量を充填します。
※寒い時や、最後まで入らない時は冷房運転をしてエアコン本体に冷媒を吸引させます。やりすぎるとオーバーチャージしてしまうので、メモリを見ながら行いましょう。
5.規定量が入ったことを確認し、バルブをマニホールド、ボンベの順に閉め、チャージングホース(青)を低圧側バルブから外します。