クロロフルオロカーボン(CFC)
炭素、フッ素、塩素からなる物質で俗称はフロン。エアコンの冷媒として広く使用されてきた。
化学的に安定しており、大気中に放出されると、ほとんど分解されることなく成層圏まで到達する。
成層圏で太陽からの強い紫外線で分解することで塩素原子を放出する。
放出された塩素原子が触媒となり地球のオゾン層を破壊することが問題となっている。
1987年の【モントリオール議定書】で、まず、特定フロン(CFC-11、CFC-12、CFC-113、CFC-114、CFC-115)が規制の対象となり、その後対象物質が広がってきている。