室内機落下事故
室内機が落下するという事故が近年増加明け以降にあります。
1.室内機の重量化
年々室内機の重量は増加しており、ハイエンドモデルほど重くなっています。
重い物では室内機で20㎏を超えています。
2.壁内の湿度の上昇
近年は猛暑が続く様になり、室内と室外の気温差が大きくなったことにより、壁内の湿度が畳お称しているようです。
結果、石膏ボードは湿気に弱いため、もろくなってしまいボードアンカーごと抜けてしまい、室内機が落下します。
3.工事仕様をアップデートしない業者さんがいる
時代が変われば工事方法もアップデートされていきますが、一昔前の工事方法のままの業者さんがいることも事実です。
そのため、新し機種に対応した施工方法をしなければいけないのに、実施されていないことになります。
結果、室内機が落下してしまうという事故が起きます。
防ぐためにどうするか
エアコン落下を防ぐ方法は非常にシンプルです。
据付板を固定する際に、柱や下地、補強などの建物の躯体に確実に1本のビスを打込むことです。
これを行うだけでエアコンは確実に固定されるので落下することはありません。