トルクレンチ

エアコン工事の場合、トルクレンチとはナットなどの締付作業において、決められたトルク値で締めるために使用したりする精密機器です。
2分、3分、4分の計3本のトルクレンチが必要となります。

トルクレンチを使用する理由は、ガス漏れを起こさない為です。
フレアナットの締め過ぎによる破損、締め付け不足など施工不良を防止しガス漏れを防ぎます。
また、作業者によって締付の精度にばらつきが発生することもありますが、トルクレンチを使用することでそれを解消することができます。
現在の冷媒であるR32は圧力が高いので以前主流であったR22よりガスが漏れやすくなっています。

また、トルクレンチは使い続けると設定トルクの精度が変わってしまうので年に一度は校正しましょう。