霜取り運転
エアコンの霜取り運転とは、室外機の熱交換器に付着した霜を溶かして暖房運転を再開させる運転です。
霜が付くと暖房の効率が低下するため、一時的に暖房運転を停止して霜取り運転を行います。
霜取り運転の特徴は次のとおりです。
- エアコンのランプが点滅する
- ルーバーが開いたままになる
- エアコンから暖かい風がでなくなる
- 室外機から水や湯気が出る
- 「プシュー」「シュルシュル」といった冷媒が流れる音がする
霜取り運転は、外気温が低く湿度が高いときに発生し、ほとんどのエアコンに搭載されています。
霜取り運転中は故障ではなく、しばらくすると霜が溶けて暖房運転が再開されます。
霜取り運転の頻度を少なくするには、次のような方法があります。
- 暖房の設定温度を1~2℃下げる
- フィルターの掃除をこまめにする
- 室外機のまわりにスペースを作る
- 室外機を高い位置に設置する
- 室外機に防雪フードを取り付ける