モントリオール議定書

モントリオール議定書は、オゾン層の破壊を防止することを目的とした国際的な環境条約です。
オゾン層破壊物質の生産や消費を規制することで、オゾン層の回復を図っています。

モントリオール議定書とは
・オゾン層の破壊を防止し、健康や環境を保護することが目的
・オゾン層を保護する為、オゾン層破壊物質の生産や消費を規制し、削除スケジュールを定める

エアコンの冷媒ガスだけの話ではありませんが、オゾン層破壊物質の生産・消費の削減に寄与し、懸念されていたオゾンホールの拡大を抑えるなど一定の成果をあげてきました。
その一方で、代替として生産されている通称「代替フロン」(ハイドロフルオロカーボン「HFC」)は非常に温室効果が高く、新たな問題となっています。
このため、2016年、同議定書も内容が見直されることとなり、HFCも同議定書の削減義務の対象になりました。