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冷媒ガスの勉強

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当時、現場で作業すぉしていた時は、種類が変わったんだな。という程度にしか気にしていませんでしたが、一度詳しく調べてみようと思いました。これを機に皆さんも少しでもいいので一緒に覚えてもらえると嬉しいです。

冷媒ガスとは
冷媒ガスとは、エアコンや冷蔵庫などの冷却機器に使用される気体の総称です。これらの機器は、冷媒ガスの気化熱を利用して空気や庫内を冷やしています。

冷媒ガスは、常温下では気体で存在しますが、圧力を加えると液化する点が大きな特徴です。具体的には、以下の4つのステップで冷却サイクルを繰り返します。

冷媒ガスの種類
冷媒ガスには、様々な種類があります。代表的なものは以下の通りです。

CFC (クロロフルオロカーボン)
オゾン層破壊作用があり、現在は生産・使用が禁止されています。

HCFC (ハイドロクロロフルオロカーボン)
CFC よりもオゾン層破壊作用は低く、現在は段階的に廃止されています。

HFC (ハイドロフルオロカーボン)
オゾン層破壊作用はありませんが、温室効果が高い。

HFO (ハイドロフルオロオレフィン)
HFC よりも温室効果が低い。

環境への影響
フロンガスと呼ばれるCFC、HCFC、HFC は、オゾン層破壊や地球温暖化の原因となることが分かってきました。

オゾン層破壊
フロンガスは大気中に放出されると、成層圏に到達し、オゾン層を破壊する化学反応を起こします。オゾン層は、太陽から降り注ぐ有害な紫外線を吸収する役割を果たしているため、オゾン層の破壊は、皮膚がんや白内障などの健康被害、生態系の変化など、様々な問題を引き起こします。

地球温暖化
フロンガスは、二酸化炭素よりも数百倍から数万倍も強い温室効果ガスです。温室効果ガスは、地球の大気中に熱を閉じ込め、地球温暖化を引き起こします。

フロンガスの規制
これらの環境問題への影響から、フロンガスは国際的な規制の対象となっています。

フロンガスの代替品
フロンガスの環境への影響が問題視されるようになったことから、代替となる物質の開発が進められています。

冷媒ガスの今後
フロンガスの生産・消費は大幅に削減されていますが、依然として大気中に存在しており、オゾン層破壊や地球温暖化の原因となっています。

以上が調べた内容です。厳密にはもっと複雑な背景があるのでしょうが、ガスの特徴が理解できれば良いのではないでしょうか?
現場の時にもっと知識を付けておけば良かったなと思っています。
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